「はたらくこと」を大切にしています。
”どんな障がいがあっても、自分らしく生きたい、はたらきたい”との思いを大切に、利用者や家族と共に、制度の枠ににとらわれることなく歩んできました。仕事や活動をとおして、その人の自己実現を目指してきました。これからも、その思いはかわりません。
基本理念
●わたしたちは、すべての障がい者一人ひとりが、主人公として精一杯働き、人間としてたくましく、ゆたかな人生を築くことをめざし実践をすすめます。
●わたしたちは、障がい者・関係者の一人ひとりが大切にされる話し合いをもとに、共同の事業として民主的運営をすすめます。
●わたしたちは、地域のすべての人々の理解と協力のもとに、障がい者の権利保障の取組みの一翼を担って、これを発展させつつ、障がい者の働く機会をつくっていきます。
運営方針
1⃣ 常に利用者の意思決定支援を意識します。
2⃣ ”働くこと”を、ひとりの人間にとって、大切な権利の一つとします。
3⃣ ”働くこと”を広義に捉え、全ての利用者に対し、その人に合った仕事を模索し提案していきます。
4⃣ 利用者が望む仕事を、できる限り提供できるように努めます。
5⃣ 制度の枠に囚われることなく、利用者の立場に立った支援を実践して行きます。
はばたけ かささぎたち (「かささぎの里」のうた )
はばたけ かささぎたち
1987年
作詞 かささぎの仲間たち
作曲 下村 大和
ひとりぼっちで 過ごしたころを
思うとまるで うそのよう
さびしかった 昔のことも
いまではみんな うそのよう
毎日仲間が 集まって
みんなで明るく 話す里
しあわせはこぶ かささぎの里
楠の緑で かささぎも
大きな声で 呼んでいる
飛んでいこう あの大空へ
広げるその手に 友が来る
楽しい笑顔と 語らいで
明るい笑顔を つくる里
しあわせはこぶ かささぎの里
作詞は、無認可作業所時代、当時の仲間(利用者)の方々が、各々の経験をもとに思いを出し合い作り上げられました。
作曲の 下村大和 氏は、長年県内の学校長を歴任され、県の音楽指導にも多大な貢献をされた方です。
36年前、当時、障がいが重いと判断された子供さんは、養護学校でも職場実習等を受けさせてもらえないことがあったそうです。また、長年在宅で暮らしていた方は、学校卒業とともに、家族としか関りが無く、独りぼっちでいたということもあり、この歌には、そんな苦しかった日々から解放され、笑顔あふれる仲間の輪の中で、夢あふれる日々が訪れたことへの感謝と今後もこの幸せがずーっと続きますようにとの願いが込められています。